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第4回 チャットルーム                                

朗読ボランティアの方を
囲んで

     朗読ボランティアについて


 朗読ボランティア活動は、目の見えない人に書物、新聞などを読み聞かせたり、テープに吹き込んでテープライブラリーを充実させたりする活動を言います。

 朗読は、一般的に他人の文章を相手に分かるように言葉で伝達することが多いのですから、ともすれば相手に対し一方通行になってしまうことが多いようです。

 人の話し方には、それぞれくせやなまりがあります。

 そのままで朗読すると、相手が意味を違えて受け取ったり、意味を理解できないといった危険が生じることがあります。

 そのため、朗読にはおのずと基本的にいろいろな技法や決まりがあります。それは、一朝一夕で習得できるものではなく、かなり長期の訓練が必要であろうかと想像されます。

 一般にボランティアは常々自己研鑽の状態にあるべきだと言われています。特に朗読ボランティアはそれが強く要求されるものであると言えましょう。

 でも、それは決して難しいものではありません。

 普段私達が使う言葉での意志伝達手段と同じで、文字を音声に換えて相手に伝えるということなのです。

 美しい日本語を話す、この意気込みを忘れずに研鑚を積んでいくことが大切ということです。



      

お口の体操実践中!!
五 十 音     
北原白秋
  あめんぼ あかいな アイウエオ
              浮き藻に 小えびも およいでる
  かきのき くりのき  カキクケコ
              きつつき こつこつ 枯れけやき
  ささげに  すをかけ サシスセソ
              その魚  浅瀬で  刺しました
  立ちましょ らっぱで タチツテト
              トテトテ タッタと 飛びたった
  なめくじ のろのろ ナニヌネノ
              納戸に ぬめって なにねばる
  はとぽっぽ ほろほろ ハヒフヘホ
              ひなたの お部屋にゃ 笛を吹く
  まいまい ねじまき マミムメモ
              梅の実 おちても 見もしまい
  焼きぐり ゆでぐり ヤイユエヨ
              山田に 灯のつく 宵のいえ
  雷鳥は 寒かろ ラリルレロ
              れんげが 咲いたら るりの鳥
  わいわい わっしょい ワイウエヲ
              植木屋 井戸換え お祭りだ



       お配りしたアンケートでは、「初めて参加しましたが、楽しかったです」などの感想をいただきました。
      また、今後お招きしたい講師の分野は
      ●教育関係●ブックトーク●音楽、朗読●幼児心理学の先生●ソーシャルワーカー
      など、たくさんのリクエストをいただきました。
      ご協力ありがとうございました!


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